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ベテルスロッジ
常連さんの語るロッジのいろんなこと
●ベテルス空港のお見送り(辻井伸一)
世に空港といえば、大きなターミナルビルがあって、チェックインカウンターがあって、荷物検査があって、各ゲートがあって・・・といろんなものがあって、どこか近寄りがたい、いかめしい雰囲気なのだけど、ここベテルス空港にはそんなものは一切無い。なんとロッジから徒歩30秒足らずで滑走路にたどりついてしまう。ほとんどロッジの敷地内。

ここでは、その日に出発するお客さんを、引き続き滞在するお客さんが滑走路わきでお見送りする習慣がある(おそらく日本人間限定)。アラスカ広しといえどもこんなことをやってるロッジはここだけだろう。ま、みんなヒマだからっていうのもあるんだけど、送ってもらう方としてはこれがたまらなくうれしい。何しろ−20℃近い環境なのに飛行機が離陸するまで見送ってくれるのである。これをやってもらうたびにまた戻ってこようと思う。

やってもらうとうれしいから、自分もやる。とかく冷たくなったと言われる日本人だけど、まだまだ捨てたモンじゃない。やはりここは人の優しさを再発見できる場所なのだと思う。

もちろん、この冬も思いっきり手を振る。

出発前、ロッジのスタッフと抱き合うお客さん
●ベテルスロッジの部屋の鍵とキーホルダー(鮭花子)
ベテルスに行くと必ず渡されるのがお部屋の鍵です。

この鍵がついてるキーホルダーが渋いんです。 数字の1を模した白い旧タイプのものと緑の楕円形をした新タイプの2種類。右の写真を見てくださいね。

キーホルダーは渋いのだけど、オーロラロッジの部屋の鍵はクセモノで、オートロックになってるのです。ビジネスホテルならいいんだけど、ロッジでは、しょっちゅう部屋を出入り、いちいち鍵なんて気にしてないんですよね。はっと気づいたら鍵を部屋に置き忘れ・・・。これみんなけっこう痛い目にあってます(笑)。

フェアバンクスまで戻ってきて、ポケットからこのキーホルダー(と鍵)が出てきたときも情けない。あちゃー返すの忘れた!いくら気に入ったからといって、うっかり持って帰ってきてはいけません。皆さん注意しましょう。

ちなみに返し忘れた鍵は、フェアバンクスのホテルで封筒をもらって、鍵だけ入れて差出人名を書かずに郵送しました。ダメ?

これがキーホルダー
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